■審判離婚とは
審判とは、調停での合意ができそうで、惜しくもできなかった場合に職権で出される判断です。例えば、親権や財産分与については合意があるのに、慰謝料額が決まらないといった場合にだされることがあります。
もっとも、審判が出されるケースはほとんどなく、極めてまれということができます。
審判が出されれば法的効力も持ちますが、これについては異議申し立てによる無効化も可能となっています。
■審判への異議申し立て
審判については、自分の満足いく結果でなければ異議申し立てを行うこともできます。異議申し立てを行うには、家庭裁判所に書類を提出します。これにより審判は効力を失い、これ以降離婚の方法は裁判離婚に限られてきます。
審判離婚
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