遺産を巡り兄弟同士で骨肉の争いをし、その後もぎくしゃくするほど悲しいことはありません。こんな事態にならないためにも、遺産相続トラブルのプロである弁護士への相談をおすすめします。以下、相続に関することを弁護士に相談するメリットを見ていきます。
①弁護士にしかできないことがある
弁護士が持っている他士業にはない強み、それは相続でトラブルや争いが起きた場合、代理人として、交渉や仲裁、調停、審判、訴訟を引き受けられることです。例えば、遺言がない場合の遺産分割協議書の書面作成は、司法書士や信託銀行もこれを支援してくれますが、分割をめぐって対立・争いが起きた場合、遺産分割協議の交渉、遺産分割調停・審判の代理人には、弁護士しかなることができません。
②相続調査を代行させられる
相続人調査で収集する戸籍は多く、被相続人の出生から死亡時までの戸籍と相続人全員の戸籍(現在分)を集めることは大変です。個人で戸籍を収集しようと思うと莫大な時間と手間がかかります。また、戸籍は時代の流れとともに書式が変わっており、現在の戸籍はデータによる管理がされていますが、大正時代や明治時代の戸籍は手書き(毛筆体)で書かれているので解読が難しい場合があります。楽にかつ確実に相続人調査を進めるためには弁護士に代行を任せることが無難といえます。
松田法律事務所では、東京都を中心とした関東圏において、離婚・相続・刑事事件等に関するご相談を承っております。相続に関してお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
相続に関するご相談は松田法律事務所にお任せください
松田法律事務所が提供する基礎知識
-
相続の流れ
相続にはある程度決められた流れがあります。以下、流れに沿って説明します。 ①相続人調査 相続を開始す...
-
債務整理の流れ
債務整理を検討する場合、まずは借金の状況を把握するとことから始めましょう。 多重債務者になると、銀行や...
-
養育費はいつまで支払え...
一般的に、養育費とは子どもの教育・監護のために必要な費用のことを言います。この養育費は子どもがいる場合...
-
遺言
遺言書の種類には普通方式(公正証書遺言、自筆証書遺言、秘密証書遺言)と特別方式(死亡危急者の遺言(民法...
-
窃盗罪
刑法第235条 「他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する...
-
遺産分割
相続できる親族の範囲は民法で定められており、これに該当する相続人を法定相続人と言います。もっとも、この...
-
相続放棄
相続人は絶対に相続を承認して故人の権利義務を承継しなければいけないわけではなく、相続を放棄することもで...
-
審判離婚
■審判離婚とは 審判とは、調停での合意ができそうで、惜しくもできなかった場合に職権で出される判断です。...
-
モラハラ配偶者と離婚する方法
近年、さまざまなハラスメント問題が社会的に話題となっています。その中でモラルハラスメント、いわゆるモラ...