■裁判離婚とは
裁判離婚とは、裁判の判決により離婚を成立させる方法です。裁判所に離婚裁判を訴えた人を原告、訴えられて人を被告と言います。
裁判離婚の最大の特徴は、両者の合意を要件としていないことです。その反面、相手が離婚を拒否する場合には、法定離婚事由の該当性を立証しなくてはなりません。法定離婚事由には、①不貞行為、②悪意の遺棄、③生死が3年以上不明、④重度で回復見込みのない精神病、⑤その他婚姻を継続し難い重大な見込みがあるときに限られています。⑤に当てはまる例として、DVの被害などが挙げられます。
■裁判上の心得
裁判では、主張や証拠を出し合って裁判官の判決を有利な方向に動かすことになります。離婚を考えるようになったら、こちらの主張を裏付ける証拠を十分に集めるようにしましょう。
また、訴訟行為を自分自身で行うことは不可能ではありませんが、相手方もおそらく弁護士を依頼してきます。
そこで、初回相談無料などのサービスも活用して信頼できる弁護士を見つけ、依頼してみることをお勧めします。同じ弁護士の中でも、得意分野や専門分野にはばらつきがあります。できる限り離婚分野の経験や知識が豊富な心強い弁護士に依頼しましょう。
裁判離婚
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